自閉症スペクトラムと言われて!大人の発達障害グレーゾーン

人の頭のジグソーパズル 発達障害

昨年秋、親の発達障害を疑い本を読んでいると、自分にも当てはまることが多くあったので、発達障害を扱っている病院で診てもらうことにしました。

心理療法士と呼ばれる人に1時間以上の問診を行われた結果、何と自閉症スペクトラムと言われてしまいました。

ただ、テストを受けての確定診断ではないのでまだグレーゾーンだと思いますが、親のことも話したところ3人共自閉症の疑いがあるとのことです。

毒親と発達障害!軽度知的能力障害だった母親と自閉症の父親!
昨今「発達障害」ブームなどと言われ、テレビやインターネットなどでも頻繁に取り上げられ、発達障害であることをカミングアウトする人が増えています。 発達障害など他人事だと思っていましたが、何と私の家系も発達障害の遺伝があるようです。 ...

自閉症と言えばピアニストの野田あすかさんのような人や言葉がしっかり話せない人だと思っていた上に、私は情緒障害だから発達障害ではないと勝手な思い込みもあり、まさか自分が自閉症とは思ってもみませんでした。

しかし本を読むと、遺伝傾向が強いとのことなので、親が発達障害であることを考えると自分がそうであっても不思議はありません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

自閉症の原因は?

私が調べた限りでは、発達障害は遺伝的要素が強いものの、重症の自閉症の原因は、出産直後の母子分離があった場合、という説が説得力があると思いました。

母子分離とは出産直後に新生児室や保育器に入り、母親と離されてしまうことです。

詳しくはこちら↓

自閉症の原因が判明!予防方法や治療、自閉症スペクトラム等について!
自閉症スペクトラムとは何か、 自閉症の原因や予防方法、治療等について解説します。 自閉症とは?自閉症スペクトラムの考え方 自閉症は発達障害に分類されています。 以前「自閉症」は典型的な自閉症以外に「高機能自閉症」や「アスペルガー症候群」など症状によって分類されていましたが、現在それらは「自閉症スペクトラム障害(ASD)...

私の場合はそれはなかったと思うので、傍目はためからも分かるような自閉症にはならなかったのだと思います。

自分に当てはまる自閉症や発達障害の特徴

自閉症の大きな特徴である、対人関係の困難さやこだわりの強さという点は確かに私に当てはまります。

結局はこの2点からASD(自閉症)ではないかと言われました。

自閉症の本質は未知への強い恐怖心なので対人恐怖症という二次障害を起こしたことも納得できます。

とは言うものの、一方で対人関係が苦手なのは場面緘黙症だったからであり、脳のせいというよりも記憶の問題のほうが大きいのではないかというと思いもあります。

もし社交的な母親に育てられていたら、対人関係が苦手にはならなかったのではないかと思ってしまいます。

こだわりの強さ、というのはやはり自分のペースでやりたいという気持ちが強く、人に合わせることが苦手です。

職場などでは表面上は合わますが、段々疲れて長続きしない、ということがあります。

感覚過敏

感覚過敏という点はその傾向はあるものの、電話の音や電車の音に耐えられないとか周囲にも分かるようなものではありません。

HSPHighly Sensitive Person)と言われる繊細さのほうが私の場合当てはまると思っていますが、この辺りの概念はみんな曖昧なので、もうよく分かりませんね…。

とにかく人ごみやうるさい場所は苦手です。

ADHDにも当てはまる

ADHDにも当てはまることが多いということは以前記事にしましたが、自閉症スペクトラムというより発達障害のスペクトラムとしたほうが私にはしっくりきます。

ADHD/ADD注意欠陥(他動性)障害と片付けられない症候群
片付けが苦手で家をゴミ屋敷のようにしてしまう人が、テレビなどでよく取り上げられますが、ああいう人に病名はあるのだろうか、と検索すると、ADHDまたはADDという言葉が出てきました。 病名ではなく「片付けられない症候群」として括っている...

心理療法士さんの話では、ADHDの場合は子供の頃に授業中席に座っていられないとか、クラスで一番忘れ物が多いというようなことが診断基準になるので、私は診断としてはADHDではないようです。

ただしASDとADHDははっきり分けられるものではなく多くの発達障害の人が両方の傾向を持っています。

過集中

過集中(過度な集中)という状態も発達障害の特徴の一つですが、20代~30代の頃の私の仕事の仕方はまさに過集中に頼っていたようなやり方でした。

過集中状態では他のことが考えれなくなり、目前のことに集中できるので、仕事は進みます。

ただし、土日も休まず残業しまっくたりするので、後でとても疲れます。

また、私はあがり症ですが、勝負事や競技などでは人に見られていると緊張して過集中状態になる場合があり、そういうときは普段できないようなことが出来てしまったりします。

ADHDの人は危険運転をする傾向があると本に書いてありましたが、私の場合も運転中に過集中状態になってしまい、ゲーム感覚で目的地にいかに早く着くかということに集中してしまう傾向があります。

これまでにスピード違反による一発免停や累積によるもので計3度の免停と車の全損事故を一度起こしています。

睡眠リズム障害・不眠症・夢遊病

発達障害に多い睡眠リズム障害はまさに当てはまります。

【眠れない】寝付きが悪い私がすぐ眠れるようになった方法!
私は学生の頃から夜型で、眠りに対して神経質なタイプでした。 過去には睡眠障害の「非24時間睡眠覚醒症候群」と診断されたこともあります。 最近「睡眠負債」という言葉をよく耳にしますが、不眠は現代人特有の悩みなのではないかと感じます...

また、発達障害の子供は夢遊病(睡眠時遊行症)を起こすことがあるそうですが、私もその症状がありました。

自分では全く覚えていませんが、夜中に起きてきて、押入れを開けてオシッコをしようとしたりするようなことが度々ありました。

翌日母親に、またあんた寝ぼけて変な所でオシッコしようとしていたよ、と言われていましたが、これは自然に治りました。

未来のことを考えない・計画性がない・衝動的

過去のことにこだわり、未来のことを考えなかったり、計画性が無い、というのも特徴の一つです。

私も行き当たりばったりで行動することが多かったです。

例えば、押したら何が起こるか分からないボタンがあったとすると、私の場合、とりあえず押してみたくなります。子供と同じですね。

色々失敗してきたので、今は慎重になりますが…。

衝動性・衝動的というのはADHDの特性の一つですが、思い立ったらよく考えずに行動してしまう傾向は私も母も強いです。

若い頃には自分には向いてない仕事に応募して、短期間で辞めるということがよくありました。

一方で自信がなくて躊躇してしまうことも沢山あり、自分の中で二律背反の思いに悩むということはとても多かったです。

お金も貯金せずに使ってしまう傾向が強いです。

アスペルガー・ADHDの特徴

私が読んだ発達障害関連の本で面白かったのは吉澤ツトムさんという発達障害の方が書いた「アスペルガーとして楽しく生きる」という本です。

吉澤さんは現在、発達障害や様々な問題を抱える人へ個人セッションを行っているという方です。

自分自身やセッションを行ってきて観察した、発達障害の人の特徴が表にまとめられていたので転載します。

ちなみに「アスペルガー」とは自閉症の中でも知的障害や言語の遅れが無い人のことです。私も分類するならこれになるでしょう。

アスペルガー・不注意型ADHD共通の症状 アスペルガー特有の症状

色々当てはまることが多く、この人の観察眼は面白いと思いました。

食事と発達障害

発達障害の様々な症状は脳の神経伝達物質(ドーパミンやセロトニンなど)の分泌異常が糖の代謝異常により起こるものが多いです。

従って血糖値を上げないということがとても大切になります。

私の睡眠障害も食事を変えたことで大きく改善されました。

発達障害の二次障害になり得る、うつ病、パニック障害、統合失調症などの症状も共通しています。

特に精製、精白された糖質(砂糖や小麦粉)の摂取を控えることや、摂取している油を見直すことは重要です。

発達障害の当事者が書いている本を読むと、症状で苦しんでいると言いながらジュースなどを飲んでいる人がいます。

症状があって治したいならお菓子やジュースをやめないと改善しないでしょう。

ADHDの人はリタリン系の薬などを飲む前に食事を改善してみることが第一だと思います。

砂糖や小麦粉をやめるのは中々大変なことですが、すべては無理でも減らすことはできるはずです。

白米も良くないですが、食物繊維と一緒に食べるという和食の知恵が昔からあります。

おにぎりや海苔のり巻きの海苔は食物繊維が豊富で血糖値の上昇を抑えます。白米を食べるならワカメご飯にするとか、おにぎりなどで海苔と一緒に食べるようにします。胡麻ごまを振るとさらに効果的です。

【不安解消】病的な緊張を和らげる方法は食事に気をつける事!
近年心の病と食事の関係が明らかになってきています。 心の病は脳内物質のバランスが崩れることで起こると「心の病は食事で治す」(生田哲著)という本に書かれています。 ここでいう心の病とは、うつ病、統合失調症(精神分裂病)、パニック障...

長嶋親子に見る発達障害と遺伝

ADHDの記事にも書きましたが、元プロ野球のスターである長嶋茂雄さんはADHDだと言われています。

そして息子である一茂さんは、閉所恐怖症やパニック障害で苦しんでいたことを公表しています。

これはやはり発達障害の遺伝ではないかと色々本を読んで思いました。

私も父がアスペルガーで自分には対人恐怖症や視線恐怖症の発作(動悸と震え)があるので、脳にこのような傾向があるように思います。

前述したように出産時の母子分離がなく、遺伝だけの場合は重い発達障害にはならずグレーゾーンになるのだと推測します。

まとめ

ブログのネタにするつもりで読んだ本から、この歳になってまさか自分が自閉症だったというアイデンティティーの転換が起こってしまいました。

これまでは、毒親のせいで場面緘黙症になり、精神発達の遅れから対人関係が苦手になり、何とかそれを克服したい、普通の人になりたいという思いがありましたが、今回の件で元々普通ではなかったのだから仕方ないという諦めにも似た境地になりました。

頭のおかしい毒親だと思っていた母は、軽度知的能力障害という発達障害であり、父も自閉症でした。

発達障害というのはグレーゾーンと障害の境界がよく分からず、まだまだ曖昧な概念だと思います。

大人の発達障害を見てくれる専門家はまだ少なく、本を書いているような医師の診察は予約も取れず、キャンセルを待たないといけない状況です。

病気の発見により自分のアイデンティティーが変わっていくというのはやっかいなことですが、これも運命なのでしょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
発達障害
アイデンをフォローする
アイデンブログ