毒親と発達障害!軽度知的能力障害だった母親と自閉症の父親!

隠れる子供 発達障害

昨今「発達障害」ブームなどと言われ、テレビやインターネットなどでも頻繁に取り上げられ、発達障害であることをカミングアウトする人が増えています。

発達障害など他人事だと思っていましたが、何と私の家系も発達障害の遺伝があるようです。

ということで、昨年末にかけて発達障害関連の本を20冊くらい読んでしまいました。

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毒親と発達障害

昨年秋に読んだ「毒親の正体」(水島広子 著)という本に、毒親と呼ばれる人には発達障害の人も多い、ということが書かれているのを見て、「あれっ?」と思いました。

この本には発達障害の親の特徴の一つに「他人のことにはやたらと気を遣うのに自分の子どもには何の気も遣わない」という一文があり、まさに私の母親のことだと思いました。

ちなみに水島さんは毒親になってしまう親のタイプを下記のように4つに分けています。

1.発達障害タイプ
2.不安定な愛着スタイル(不安型と回避型)
3.うつ病などの臨床的疾患(トラウマ関連障害、アルコール依存症)
4.DVなどの環境問題(深刻な嫁姑問題、育児に対する心の準備不足)

軽度知的能力障害の毒親

さらに『「母と子」という病』(高橋和己 著)という本によると、私の母親は、子供との間に愛着関係を作ることができない発達障害で「軽度知的能力障害」に分類されるらしいです。

このタイプは子供の気持ちを理解することができないとのことで、「ああ、そうだったのか」と、ここに来てやっと母の実態を解明することができたという気持ちです。

【毒親への対処法】カウンセリングを受けて母親と対決!
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ずっと母親に過去のことを謝って欲しくて、何度も自分の気持ちを伝えてもダメだったのですが、なぜ分かってくれないのか、やっとその理由が分かりました。

「この人はおかしい」と思い続けてきましたが知的障害だったとなると納得できます。

ただこの「軽度」というのがやっかいです。社会生活や日常生活には大きな支障が無い分、まともな人に見えてしまうので、発達障害とは思えないからです。

これが長年私を苦しめた上に、母の正体が誰にも分からなかった大きな要因となっていたと思います。

母親には3つのタイプある

著者の高橋さんは、母親を3つのタイプに分けています。

Aタイプ(A=adult)は、子の気持ちをよく理解し、子の気持ちに共感的に応答し、豊かな愛着関係を作ることができる母親

Sタイプ(S=Sub adult)は、子の気持ちを理解するが不十分で、最後まで子に寄り添えず、子育ての責任感に欠けるところがある母親

Dタイプ(D=Disability)は、他人の気持ちを理解できない能力的な障害を持ち、子どもとの間に愛着関係を作ることができない母親

Aタイプの母親は全体の約90%を占めるいわゆる「正常な母親」です。

Sタイプは、全体の約3%で「親として未熟な母親」です。
このタイプはカウンセリングにより、子供との関係を改善できるとのことなので、以前取り上げた東ちづるさんのお母さんのような人かなと思います。

東ちづるさんに学ぶアダルトチルドレン(AC)の特徴 家族と依存
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Dタイプは、全体の約5%で「対人理解に障害がある母親」で、私の母がこのタイプです。
カウンセリングしても子供の気持ちを理解することはできないようです。

女優の遠野なぎこさんのお母さんなどはこのタイプでしょう。

遠野なぎこはメンヘラ?母親との関係と病気、離婚の原因
バラエティ番組に出演し、最初は派手な男性遍歴を語ることで、話題を集めていた遠野なぎこさん。 その後母親との壮絶な過去を告白し、ちょっと気になっていたので、彼女の書いた本、「一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ」を読...

この3つのタイプに入らない残りの2%は、統合失調症など重度の精神障害がある母親とのことです。

自閉症の父

私の父親も変わった人で他人にほとんど関心を示しません。

子供にも無関心だった上、時折強い怒りを表すので私は父を恐れ、ほとんど会話をしたことがありません。

両親については下記でも書いていますが、

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例えば兄弟でドリフターズのバラエティ番組を見ていたら突然「そんなくだらないテレビ見るな」と突然怒り出してテレビを消されたことがあります。

また食卓でニュース番組を見ながら子供の私に向かって延々と政治の問題について語ったりしました。

それは会話では無く、一方的に父が話すだけのものです。
私は何も言えず、早くご飯を食べ終わってこの場から立ち去ろうと一生懸命食べた記憶があります。

父の行動は、会社から帰ってくると政治活動に関することや日曜大工などをするということの繰り返しで、遊んだりすることは一切ありませんでした。酒も飲まず、ギャンブルや女遊びなどとは無縁で、特に趣味もありません。

政治関連の以外の人づきあいもありませんでした。

そんな父は、まさしく自閉症であり、アスペルガー症候群と言えるでしょう。(現在これらは自閉症スペクトラムとしてまとめられています)

私は自閉症というのはテレビで紹介されるような色々問題行動を起こす重症例しか知らなかったので、父はそういう性格の人だとしか思っていませんでした。

父は毒親ではない

私は父親は毒親とは思っていません。

交流もないし、父との楽しい記憶はなく怒られた記憶しかありませんが、母のように私の人格を否定するようなことは一切なかったからです。

父の場合は、こういう人なのだから仕方ないと思えます。

それに、お金や生活という面では父は自分の為にはほとんどお金を使わず、家族を支えてくれました。

まとめ

両親が発達障害であり、そのような親から第一子としてまともに影響を受けた私は幼少期に情緒障害を起こしました。

これまで私のアイデンティディは、おかしな親に育てられ情緒障害である場面緘黙症として苦しんだというものでしたが、脳の問題もあるということがこの歳(50歳を過ぎました)になって分かりました。

次回は自分自身と発達障害について記事にする予定です。

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