ミスティック・リバーの解説と感想 映画で分かる自分の性格!

ボストンを流れる川の景色 映画

ジミーがデイブに会いに来る

突然ジミーはデイブのもとを訪れます。
ジミーはデイブの手の傷について尋ねますが、デイブはドアに挟んだと嘘を言います。

感傷的になっていたジミーは、ただ何となくデイブに会いたくなって訪ねてきたようです。

他愛のない会話からジミーがデイブの妻であるセレステから昔世話になり恩があることが伺えます。

ジミーはケイティーの昔話をするうちに泣き出してしまいます。
デイブはそれを静かに慰めます。

その夜、デイブはセレステに、ジミーと友達に戻れたと感じたことを話します。

しかしセレステはそれよりも事件のことが気になって仕方ありません。

事件の事を話すとデイブは、(自分が殴った男は)強盗だから病院にも行かず明るみに出ないのだろうと言いますが、本当はケイティーを殺したのではないかと疑っているセレステは夫に怯えています。

疑われるブレンダン

ケイティーの彼氏ブレンダンは殺しの疑いをかけられ、家を訪ねてきたショーン達にケイティーとの駆け落ちの計画について打ち明けます。

口が利けない弟レイとその友達のジョンが途中部屋に入ってきますが、この時点でショーン達は彼らには無関心です。

疑われるデイブ

ショーン達はデイブのもとへも聞き込み捜査に訪れます。
ケーティーが亡くなる直前に来たバーにデイブも来ていたことを掴んだからです。

ホワイティがデイブに、店を出た後どうしたかを尋ねると、1:30頃に家に戻ったとデイブは嘘をつきます。
実際に帰ったのは3時頃です。

手の様子がおかしいことに気づいたホワイティはデイブを何か怪しいと疑います。

ショーンはこの時点では、ただバーに居ただけだとデイブを擁護しています。

ホワイティは聞き込み捜査から犯人はケイティーの顔見知りの犯行であると睨んでいます。

復讐を決意するジミー

霊安室で再びケイティーと対面したジミーは警察より早く犯人を見つけて殺すことを誓います。

その後ジミーの家を訪れたショーン達は居合わせたデイブに手のことを聞きますが、生ゴミ処理機に誤って手を入れたとウソを言います。

また、セレステはショーン達を見ると慌てて帰ろうとしますが、ショーンに呼び止められ、事件のあった日のデイブの帰宅時間を尋ねられると、デイブがケイティーを殺したのかと思わず聞いてしまいます。

ショーンの驚いた顔に慌てて作り笑いで誤魔化し、デイブが帰宅したときには自分は寝ていたと嘘をつきます。

セレステの明らかに狼狽した挙動不審な態度にショーンは不信感を抱きます。

”ただのレイ”

ケイティーの彼氏であるブレンダンをなぜ嫌うのかとショーンに尋ねられたジミーは、”ただのレイ”と呼ばれていたブレンダンの父親について語り始めます。

”ただのレイ”と呼ばれていた理由は周りに大勢様々なあだ名がついたレイという名前の人がいたからです。
聾唖者(ろうあしゃ)となっているブレンダンの弟の名前も「レイ」です。

ジミーによるとレイを妊娠中だった妻を捨て”ただのレイ”は消えてしまったそうです。

その後、ケイティーを撃った拳銃が以前酒屋強盗に使われたものであることが判明します。

酒屋の店主の証言でその強盗はレイ・ハリスすなわち”ただのレイ”だった可能性が高くなります。

混乱するデイブ

セレステが家に戻ると、電気を消した部屋でデイブは吸血鬼の映画を観ています。

セレステが事件のことで外で考え事をしていたことを話すと、デイブはセレステが何について考えているのか分からないと言います。セレステが呆れた顔でケイティーやジミー夫妻のことに決まっているでしょと言い返すと、デイブは自分が考えていたのは吸血鬼のことだと話し始めます。

吸血鬼は目が覚めると人間だった頃のことを忘れている、それがいい所だとデイブは自分の過去の事件に吸血鬼を重ねます。

セレステが意味が分からないと言うと、デイブは自分がケイティーを殺したと思っているのかと妻に詰め寄ります。

セレステは強く否定しますが、ショーンに質問され疑われて混乱していることを伝えます。

デイブが過去に虐待を受けたヘンリーとジョージと名乗る犯人について話し出すと、セレステは同情しますが、デイブは「デイブは死んだ、穴蔵から出てきたのはデイブではなく吸血鬼と同じだ」と言います。

吸血鬼が体に入ると出て行かないとデイブは訴えますが、セレステは何のことか分かりません。
要するに、このときに受けた性的虐待の経験が自分の人格を狂わせているとデイブは言いたいのですが、混乱して抽象的に話すのでセレステは恐怖を感じてしまいます。

このやり取りは後に分かる事件の真相に直結しています。

ジミーにケイティーのことを伝えるデイブ

そのまま外に飛び出したデイブが歩いていると、玄関の前で座っているジミーに出会います。

デイブは事件の前夜、バーでケイティーに会っていたことを初めてジミーに話します。

会話はなかったが彼女は幸せそうだったというデイブの言葉にジミーは涙ぐみます。

この時点ではジミーはデイブのことを大切な幼馴染と感じていると推測できます。

取り調べを受けるデイブ

ホワイティがデイブの家に行き車をのぞいたところ、血がついていたことをショーンに話します。

その車を盗難車の放置車両としてレッカー移動して調べたところ、前の席にはデイブと同じB型の血液が付着していました。さらにトランクにはケイティーと同じO型の血がべっとりとついていたというのです。

ショーンは、彼女はトランクには入っておらず、公園へ逃げて殺されたのだからおかしいと主張します。

すでに取調室に呼ばれていたデイブに直接尋問が行われます。

血は息子と野球したときに金網に手をかけ怪我したものだとデイブはウソを言います。
前の席の血はそれで説明できますが、トランクの血について尋ねられると、それは知らないとデイブは主張します。

デイブは、盗まれた後についたのだ、と車がレッカー移動されたことを上手く利用しトランクの血についての供述を回避、ホワイティはぐうの音も出なくなってしまいます。

“ただのレイ”とジミーの関係

ケイティーを撃った拳銃を所持していた”ただのレイ”ことジミー・ハリスは過去に様々な犯罪を犯していたことをショーン達は知ります。

しかし最後に犯した犯罪(移送品のタバコをトラックごと盗んだ)でFBIのおとり捜査で逮捕されたものの、なぜか服役せず行方をくらましています。

このときの共犯者を調べてみると、ジミー・マーカムの名がありました。

この事件についてさらに調べてみると、レイ・ハリスは逮捕後に別件捜査中のボストン市警にホシの名前を売って難を逃れていたことがわかりました。
この別件とはジミーが犯した強盗事件です。

レイに売られ逮捕されたジミーは口を割らず、無罪を恐れた検察はジミーを懲役2年保護観察2年という処分で手を打ちました。

レイが姿を消したのはジミーが出所した2ヶ月後のことでした。

デイブがケイティーを殺したと確信するジミー

サベッジ兄弟からデイブが警察で取り調べを受けたことを知らされていたジミーですが、今度はデイブの妻セレステがジミーのもとを訪れます。

セレステはジミーに最近デイブの様子がおかしいことを告げ、デイブがバーから帰宅したときの状況を打ち明けます。

デイブがケイティーを殺したのかとジミーに尋ねられたセレステは無言でうなずくのでした。
残念ながら彼女はデイブのことを信じられなくなっていました。

取り調べを受けるブレンダン

ケイティの彼氏であり、”ただのレイ”ことレイ・ハリスの息子であるブレンダンは署に呼び出され尋問されます。

父のことを尋ねられたブレンダンは6歳の頃の記憶としてガムの匂いやいつもポケットに小銭を入れていたことを話します。

拳銃のことを尋ねられると、きっぱりと銃はなかったと言いますが、6歳の記憶でなぜそう言い切れるのかとショーン達は疑います。

父親がいなくなったのに、なぜ母親は捜索願を出していないのかと尋ねると、ブレンダは「どこかにいます。毎月送金がある」と答えます。

その額は500ドル、消印はブルックリンとのこと。

ケイティー殺しに父の銃が使われたことを知らされたブレンダンですが、銃はなかったと言い張ります。

どうやらジミーは裏切ったレイ・ハリスを殺し、その代償として毎月生活費を送金していたようです。
ジミーがなぜブレンダンを嫌っていたのかがこの関係で分かります。

その後家に帰ったブレンダンは、隠していた父の銃が無くなっていることに気づきます。

真相が明らかになる

デイブはサベッジ兄弟に昼間から飲みに誘われ、3人で飲んでいるところにジミーが現れます。

酔って気分が悪くなったデイブは店の外に出ます。外はすっかり暗くなっています。

一方場面は変わって、ブレンダンの待つ家には弟のレイと友達のジョンが帰ってきます。

ここからはデイブとジミーのやり取りと、ブレンダンとレイ、ジョンのやり取りが交互に展開されていきます。

ジミーがデイブを殺す

外に出たデイブに、ジミーが近づき、ここで初めてデイブは自分がケイティーを殺したと疑われていることに気づき狼狽します。

デイブはバーを出た後の真相をジミーに打ち明けます。
真実は、車の中で少年に性行為を強要していた男をデイブが発見し、逆上したデイブは男を殴り少年を逃がします。

男はナイフで反撃しますが、過去に自分を襲った相手を男に投影しているデイブは構わず男を殴り続けます。「逃げろデイブ!」と叫びながら…。

こうして男を殴り殺したデイブですが、ジミーにその説明をするのに、吸血鬼や少年という言葉を使い、訳の分からない説明になってしまいます。

ジミーはセレステから娘を殺したのはデイブであると聞かされていたので、デイブの言うことは言い逃れにしか聞こえません。

ジミーは頭に血が上っているのでいくらデイブが本当のことを言っても信じられません。
横で聞いているサベッジ兄弟もそんな話は信じられないと言います。

何度も「少年」という言葉を使うデイブですが、きちんと説明できていないので、ジミーはその言葉に余計苛立ちを憶えます。

ジミーは、娘を殺したと大声で言えば殺しはしないとデイブに迫ります。

恐怖を感じたデイブはその言葉に「俺がやった」と言ってしまいます。

さらに理由を聞かれたデイブはバーでケイティーを見て自分にはなかった青春の夢を思いだしたと言ってしまいます。

そして、「もしあの時、お前が車に乗っていたら」とも。

ジミーは、「俺は車に乗らなかった。お前が乗ったんだ」と言い、デイブをナイフで刺し、死にたくないと命乞いをするデイブを銃で撃ちます。

その瞬間、デイブが天国に送られたことを示唆するような効果音が流れ、画面は光でホワイトアウトします。

死に方はひどいですが、この演出はデイブの苦しみが終わったことを表しているようにも思えます。

ケイティーを殺したのはレイとジョンだった

銃が無くなっていることに気づき、弟のレイがケイティーを殺したと確信したブレンダンは、レイとジョンを殴りつけます。

レイを殴りながら口のきけない弟にケイティーの名を言ってみろと叫ぶブレンダンに、ジョンが鼻血を流し震えながら銃口を向けます。

その現場にショーンとホワイティが現れます。
驚いたジョンは銃口を二人の刑事に向けます。

ジョンをなだめるショーン、ブレンダンに殴られたことを訴えるジョン、そしてジョンが再び銃口をブレンダンに向けた所を二人に取り押さえられます。

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